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インタビュー - SELECTION

インタビュー#5 野々村笙吾選手 長谷川智将選手 インタビュー#5 野々村笙吾選手 長谷川智将選手

---先日行われました全日本種目別選手権でアジア競技大会の日本代表が決まりました。まずはその全日本種目別を振り返ってと、アジア競技大会の日本代表に選ばれたご心境を、教えていただいてもいいですか。では、まずは長谷川選手から。

長谷川: 種目別選手権では、本来、世界選手権を目指していました。その時は、あん馬で15.2以上取れたら世界選手代表になれるはずでしたけど、惜しくも届かなかったということで、そこは悔しかったです。どういった形でも良いからとりあえず日本代表に残るといった意味では、アジア競技大会に残れてすごく嬉しいです。

---野々村選手はどうですか?

野々村: そうですね、僕も世界選手権代表になることが目標だったので、種目別が終わった日はすごく悔しい気持ちの方が大きかったです。それから一週間経ち、アジア競技大会の代表に選ばれたからには、しっかり団体優勝しなきゃいけないと思い、今は気持ちを切り替えてアジア競技大会に向けて頑張ろうという気持ちです。

---アジア競技大会の日本代表のチーム内の雰囲気を教えてください。また、そのチームの中での自分の立ち位置も教えてください。

長谷川: はい。前回の2014年のアジア競技大会と比べると、前回はほとんど日本体育大学の学生、日体関係者でした。そのため、大学での雰囲気がそのままという感じのアジア競技大会でしたので、すごく盛り上がりも良かったです。今回は順天堂大学の学生、関係者が多いですが、それはそれですごく落ち着いていて、結果的にそれが競技力の向上にもつながっているので、頼もしい感じもあります。その中では僕はムードメーカーとして、しっかり周りからムードを出して盛り上げるような立ち位置で良いのかなと僕は思っています。

野々村: チームの雰囲気は、みんな穏やかな感じです。僕はもう(千葉)健太とか(谷川)翔は日頃一緒に練習していますし、(前野)風哉も市立船橋高校の後輩ですし、(長谷川)智将も同期でずっとやってきています。みんなお互いを知り尽くしている。きっとみんながそのような感じですので、楽しみながらできるかな、と思います。僕はあと、チームキャプテンを任されていますので、チームをまとめられるように、しっかり練習や試合などで、チームをまとめつつ、一つの目標に向かっていけたらと思っています。

---長谷川選手はよくパフォーマンスをよくされると思うんですけど、今回アジア競技大会で何か新しいパフォーマンスを考えていたりしますか?

長谷川: 最近、『ジョジョの奇妙な冒険』という漫画をよく読んでいて、そのワンシーンにある、「ジョジョ立ち」というポーズがありまして、それを多く取り入れていこうかなという感じですかね。
種目別選手権でも何度かやりました。でも、アジア競技大会は団体戦ですので、あまりにも雰囲気が良くない時には抑えて、しっかり空気を見ながらやりたいなと思っています。

---野々村選手は、長谷川選手のパフォーマンスをどう思われますか?

野々村: 団体戦のようなチームになった時には、それで勢い付く場面も出てくると思うので、パフォーマンスは(長谷川)智将に任せます。

---お互い最近成長した部分や、すごいと思う部分は何かありますか?

長谷川: この年になると、衰えとかも少しずつ来るかなという年齢に、そろそろ僕は差し掛かっていると思うのですけど、(野々村選手は)少しずつDスコアが上がっているとか、安定性が増していたりとかしていて、この年でもできるのだなと勇気づけられる、「俺もやんねえと」というような感じに試合の度になります。

野々村: (長谷川選手は)昔からあん馬は上手でしたけど、結構失敗するイメージも持っていたのですが、最近は本当に安定しているとすごく感じています。本当に全日本種目別選手権の時も、あのピリついた場面でほとんど完璧に近い演技を出してきたので、そういうところは本当にすごいなあと、成長しているなあと思いました。

---ライバル中国も一部報道では、フルメンバーで大会に臨むという話もある中、アジア競技大会でご自身はどのような演技でチームに貢献したいのか教えてください。

長谷川: 良い意味でも悪い意味でも、ありがたいなって僕は思います。中国はフルメンバーで来るというので、自分がそこでどれくらいの力量なのかを測れる試合にもなると思います。あと、そこで勝てると、世界選手権のメンバーにもいい糧になるかとも思います。自分の役割だけはしっかり果たして、あとは他力本願だけどしっかり応援したい。チームのメンバーの力も借りながら、優勝目指せたらと思います。

野々村: 僕も中国が一軍で来るという話は耳にしています。やるからには強い国と戦いたいですし、それがモチベーションにもなると思います。あとは自分たちのやることをどれだけできるか、やりきって負けてしまったとしても、それが自分たちの実力だと思える状況だと思います。しっかり個々の役割を果たして、僕自身は得意のつり輪、平行棒や、あとこのチームで少し弱いと思われる跳馬などを、しっかり団体戦で演技をして、チームに貢献したいです。