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大会情報 - COMPETITION

注目選手 (男子前半)

12m四方の「ゆか」の上で、静止技・力技・跳躍技・宙返り技などを組み合わせて演技する。6種目の中で最も着地が多いため、着地の減点をいかに少なくできるかが高得点を出すポイントとなる。種目別6連覇の偉業がかかるのは“ひねりの天才”白井健三選手。3つの“シライ”は見応え十分。2013・2015・2017年の世界チャンピオン。“着地の天才”谷川航選手、G 難度“ゴシマ”前方3回半ひねりの五島誉博選手、最年少で全日本個人総合チャンピオンに輝いた谷川翔選手にも注目してみたい!

  • 白井健三(しらいけんぞう)日本体育大学

    体操日本が世界に誇るゆかの王者。自らの名を冠する3つの大技、シライ・キムヒフン=後方伸身宙返り4回ひねり、シライ2=前方伸身宙返り3回ひねり、シライ3=後方伸身2回宙返り3回ひねりを含む他の追随を許さない異次元の演技構成。現在ゆかで15点台を取るのは至難の技だが、個々の着地をまとめれば16点に迫る得点も夢ではない。

  • 五島誉博(ごしまたかひろ)相好体操クラブ

    白井選手に優るとも劣らないひねりの名手。ここしばらく披露していないが、自らの名を関した技ゴシマ=前方伸身宙返り3回半ひねりの実施を期待したい。

  • 谷川航(たにがわわたる)順天堂大学

    あの内村耕平をして着地の天才と言わしめる選手。前方2回宙返り系の技を得意とする。演技中6回ある着地をどれだけ止めるかに注目。Dスコア=演技の難しさでは1点以上劣るが質の高い演技実施で絶対王者白井健三に挑む。

  • 谷川翔(たにがわかける)順天堂大学

    日本で最も美しい演技をするであろう若き全日本個人総合チャンピオン。小柄だが身長に比して高い宙返りを実施できる選手。入りの前方屈身2回宙返りひねりは身体を開きながらひねり、高い位置から着地を狙ってくる。また、180度の開脚で実施するゴゴラーゼの美しさ、マンナの姿勢にも注目。

演技は静止することなく、2つの把手(ポメル)やあん馬全体を使って振動や旋回技を中心に構成する。僅かなバランスの乱れが落下につながる。全日本個人予選・決勝・NHK杯の3大会のトップ得点は、2013年世界王者の亀山耕平選手。梨本隆平選手も15.000をマーク。14点台後半に2013年優勝の長谷川智将選手、2015年世界大会銅メダリストで2015・2016年優勝の萱和磨選手、そして2017年覇者の杉野正尭選手と混戦が予想され、Eスコア(できばえ)が勝敗を大きく左右する。繊細な手捌きに0.1を競う熾烈な優勝争いは必見である!

  • 亀山耕平(かめやまこうへい)徳洲会体操クラブ

    2013世界チャンピオン。しっとりとした美しい旋回をベースに高難度技をこれでもかと盛り込んだ高いDスコアの構成。ミスなく通しきれば優勝に最も近い選手と言える。同じリズムで通しきれるかどうかに注目。つま先の美しさも一見の価値あり。

  • 梨本隆平(なしもとりゅうへい)徳洲会体操クラブ

    無名の社会人1年生、実は昨年この種目で2位に入賞している。身体をしっかり伸ばした勢いのある大きな旋回が見もの、質の高い演技実施で優勝を狙う。

  • 長谷川智将(はせがわともまさ)徳洲会体操クラブ

    2013年全日本チャンピオン、実施の美しい選手。アイヒホルン=開脚旋回移動シュピンデル連続、その場での開脚360度シュピンデルなど雄大な開脚旋回での大技に注目。

  • 萱和磨(かやかずま)順天堂大学

    抜群の安定性を誇る2015世界選手権銅メダリスト。腰の位置の高い旋回をベースにした高いDスコアの構成で3度めの優勝に挑む。

  • 杉野正尭(すぎのたかあき)鹿屋体育大学

    2017年全日本チャンピオン。世界でも数人しか行っていないGコンバインに注目。他にもドリッグス=馬端から馬端へのとび前移動など高難度技を豊富に持つ。今回はどんな構成で連覇に臨むのかにも注目したい。

  • 谷川翔(たにがわかける)順天堂大学

    今年に入ってこの種目にも頭角を表してきており、小柄ながら股関節の柔らかさを活かした大きな開脚旋回技に注目。

マットからの高さ260㎝の2つの輪を握ったまま、振動技・力技・静止技を組み合わせて演技を構成する。まさに「静」と「動」のハーモニー。最もパワーが必要と言っても過言ではない。力自慢の見どころは、3大会での最高得点が14.833で並んでいるところ。優勝争いは、おそらくこの2名に絞られ、拮抗すること間違いなし。武田一志選手が優勝なら3連覇で3回目。長野拓也選手が優勝なら念願の初優勝。果たして有終の美を飾るのは誰だ!

  • 武田一志(たけだかずゆき)徳洲会体操クラブ

    2016、2017年とこの種目を制覇、3連覇を狙う。まさに採点規則の要求を具現化しているような正確で力強い演技実施が身上。加えて かかえこみルドルフの着地もほとんど止めてくる演技の完成度に注目。

  • 長野託也(ながのたくや)朝日生命

    一見細身だが実は力持ち。力静止技の正確で力強い実施、特にアザリアン、ホンマ十字懸垂など肩の高さを変えないあたかも無重力の中で行っているような技捌きに注目。これまで2位に甘んじてきた雪辱をはらし初優勝を狙う。

  • 野々村笙吾(ののむらしょうご)セントラルスポーツ

    オールラウンダーとしてこの種目を得意とする。中水平、上水平など力静止技のかっこいい姿勢に注目。そのフォルムをなにかに例えるならイタリアンスーパーカーといったところか。これまで質の高い演技をしながら、着地が決まらず優勝をのがしてきている。着地をしっかり止めれば初優勝も見えてくる。

文:日本体操協会 広報 湯浅和宗/田中光

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